行くぜ日本!〜日本全国たびプラン〜

このブログでは47都道府県を旅行することを目指す私が、実際に行った旅行プランを紹介します。宿は安宿、ときどき旅館。食事は程々に外食。同じスタイルの方の旅行プランを立てる際の参考になれば嬉しいです。

オスロ2日目AM~2019年夏北欧の旅その2~

 この記事は2019年夏の北欧旅行記になっています。旅の概要やこのシリーズの初め関する記事はその1の記事からお読みください。

○北欧の旅2日目 in オスロ

 北欧を訪れるのは初めてでした。ですから、パッケージを予約し、フィンランドノルウェー!に行くぞ!と言ったものの、行った先で何をするのかはまったく考えていませんでした。

 そこで、旅の詳しい計画を立てるために地球の歩き方 北欧」を購入し、熟読しました。るるぶじゃらんも好きなんですが、なんとなく地球の歩き方の方がたくさんの情報が載っているんじゃないかと思って地球の歩き方を購入しました。今このブログも当時買った地球の歩き方を読みながら書いています。

 では、2日目のブログです。

○2日目の旅プラン

 この日はオスロ観光がメインの1日です。地球の歩き方を熟読し、

 ・まず王宮

 ・そしてオスロ市庁舎を見学

 ・船に乗ってビィクドイ地区に行ってヴァイキングを見る

 ・時間があれば、ムンク美術館へ!

こういったプランで一日動くことにしました。

 何より楽しそうだったのがヴィクドイ地区。大昔に発掘されたヴァイキング北極海を進むために作られた船を見ることができたり、昔のノルウェーの人々の暮らしを感じることができたりするようです。とても楽しみなオスロ観光スタートです。

 ちなみに、後述しますが、今回のオスロ観光ではオスロパス(Oslo Pass)を利用しました。

○朝食を食べよう in トーンホテルオペラ

 7時前に起きて、まずは朝ごはんを食べます。時差ぼけをすることなく、オスロ時間の朝にしっかり目覚めました。ホテルの廊下を通って朝食会場へ向かいます。廊下の壁にもオペラを感じさせる壁紙が!

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 朝食会場の写真はとれていませんでした。会場はとてもおしゃれで、サーモンパンなど、北欧を感じさせる朝食ゾーンがあったり、ベーコン・豆など、アメリカを感じさせるゾーンがあったりとても豊富でした。オムレツやベーコンは、目の前で従業員の方が焼いてくれていました。

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 こんな感じで大量のスライスサーモンがありました。食べ放題です!嬉しい!他にも、たくさんの種類のチーズやハムがあったり、パンもスライスされているものや、そのままドーンと「ご自由にお切りください」状態でブレッドナイフと一緒に置かれているものまで本当に豊富なメニューでした。何を食べようか迷って迷って。とりあえずたくさんの種類を少しずつ取りました。

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 右のお皿が北欧コーナーから、左のお皿がアメリカコーナーからとって来たものです。パンを切って食べようか迷ったのですが、こんな初めての土地でいきなりするのはハードルが高いと思ってスライスされたものにしました(笑) 

○カール・ヨハン通りを散歩 

 大満足の朝ごはんを終え、8時頃、早速観光スタートです。昨日と同じ、カール・ヨハン通り(Karl Johans gate)を歩いて王宮へと向かいます。

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 少し歩くと、オセロ大聖堂まで来ました。大聖堂全体は写真に撮ってないのに、餌に集まるたくさんのハトは写真に収めていました。こんな光景あまり日本で見ませんよね?オセロ大聖堂は、ノルウェー国教ルーテル派の総本山で、19世紀半ばに2度の大修復工事を経て、今の姿になっているそうです(写真なし!)。

 残念ながら朝が早く、中に入ることはできませんでしたが、中に入るとステンドグラスやパイプオルガンなどがあるそうです。

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 すぐ近くにはこんな像も。クリスチャン4世(CHRISTIAN Ⅳ)という方の像です。この方、1624年8月17日から3日3晩続いた大火事オスロの町の大半が焼けてしまったときに、当時デンマーク支配下であったこの町を作り変えた方だそうです。オスロの中心も東オスロから西のアーケシュフース城の近くに移したり、オスロという町の名前を「クリスチャニア(Christiania)」と変えたり。火事をチャンスにたくさんのことをしたようです。ちなみにこのポーズは、「町をここへ移せ」と言っている様子だそうです。今のオスロがあるのは、このクリスチャン4世のおかげ?のようですね。

○王宮に到着!

 また歩きはじめ、王宮に到着です。オスロ大聖堂から寄り道して20分くらいでした。

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 馬にまたがっている像の方こそ、先程までの歩いてきた通りの名前にもなっている「カール・ヨハン(Karl Johan)」。王宮完成当時の王様だそうです。現在の国王がこの王宮で暮らしているそうです。

 この王宮、夏のみガイドツアーをやっているそうなのですが、今回は周辺を観光するだけにしました。毎日13:30には衛兵の交替式もしているそうですが、時間が合わなかったので、警備中の衛兵さんを見ました。お疲れさまです!

国立劇場

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 王宮を後にし、今度はオスロ市庁舎に向かって南に歩き始めます。その前にちょっと寄り道。国立劇場(National Theater)です。中には入っていませんが、外観を楽しみました。建物の前に左右2人の銅像があります。向かって右側には、ビョーンシャーネ・ビョーンソンというノルウェーの文学者、左側はヘンリック・イプセンという方だそうです。このヘンリック・イプセンという方は「近代演劇の父」とも言われいるノルウェーの劇作家で、詩人や舞台監督でもある偉大な方だそうです。 

オスロ市庁舎へ

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 国立劇場を楽しんだ後は、ノーベル平和賞の授賞式が毎年行われるオスロ市庁舎を目指します!国立劇場から数分です。到着した後、まずはトイレに行きました(笑)トイレは無料です。さすが授賞式が行われる場所ともあって、トイレもとても雰囲気があります。

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 トイレを済ませ、中を見学します。時間が合えば無料のガイドもあるそうなのですが、合わなかったので個人で見学をしました。とても厳かな雰囲気のある場所でした。壁面や天井には細かな装飾がされていて圧倒されました。2階に行けばムンクの間と呼ばれるところに「人生」という絵があるそうなのですが、見逃しました。残念。

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 ちなみに授賞式の様子はこんな感じだそうです。

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 見学を終え、外に出ました。市庁舎の出口から見える景色です。素敵です。海が見えるというのがいいですよね。空・木・海という景色は日本でも見られますが、やはり雰囲気が違う感じがします。気持ちの良い景色でした。

○観光客の味方!オスロパス(Oslo  Pass)

 駅周辺の観光を終えて時間は10時前。ホテルのスタートから約2時間です。2時間とは思えないほどの充実感です。さて、今からは船に乗ってヴィグドイ地区へと向かいます。ヴァイキングに会いに行ってきます!

 ここから有料施設や公共交通機関を使った観光をするのですが、今回の旅ではオスロパス(Oslo Pass)というものを使いました。簡単にいうと、乗り物乗り放題&観光し放題(もちろん対象施設のみ)のチケットです。

 こういう系のチケットを買うときには、果たして元がとれるのか!?が大事ですよね。なので、旅行前にしっかり検討しておきました。オスロパス(Oslo Pass)のホームページがあり、またそこにパンフレットがPDF形式で自由に見れるようになっているので、これから検討される方はそちらをご覧ください。残念ながら日本語はありません

 オスロパスHP 
   オスロパス パンフレット

   https://www.visitoslo.com/globalassets/dok/oslo-pass/oslo-pass-web-flyer.pdf

・料金

 気になるオスロパスの料金なのですが、大人は1日間で445NOK。2日間で655NOK。今回の行程の都合で、オスロ市内の観光に充てられる時間は1日しかありませんでした。なので買うなら1日間の445NOKです。

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・もとが取れるのか!?

 では次にちゃんと元を取れるのか!?行きたい観光施設でオスロパスが使えるのか!?を検討しました。地球の歩き方を読み込み、行きたいと思ったところをリストアップし、検討しました。当時は紙に書きましたが、今回はブログの掲載用として、PDF形式のパンフレットに書き込んだものを掲載します。(2019年夏とは料金が異なるようです。今回は2021年現在の料金で進めます。)

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 このように、オスロパスをどこで使えるのかがわかりやすく示されています。左の列が観光施設。右上が交通機関。右下が無料ではないけど割引はできる施設の情報が載っています。左の列から見ていきます。上から順番に

 ・THE KON-TIKI MUSEUM(コンチキ号博物館)       140 NOK

 ・MUNCH(ムンク美術館)                                  120 NOK

 ・NORSK FOLKEMUSEUM(ノルウェー民族博物館)     180 NOK

 ・NORWEGIAN MARITIME MUSEUM(ノルウェー海洋博物館)  140 NOK

 ・OSLO CITY HALL(オスロ市庁舎)               0 NOK

 ・THE  POLAR  SHIP  FRAM(フラム号博物館)        140 NOK

 ・VIKING  SHIP  MUSEUM(ヴァイキング船博物館)      120 NOK                           

これらを合計すると 840 NOKになるということで、余裕で元を取れることが判明!さらに公共交通機関として、ヴィグドイ地区への移動も、ムン区美術館への移動(TOYEN駅)もオスロパスで済ますことができる。これは買うしかない!ということでオスロパスを購入して観光しました。

・購入場所

 オスロパスは、オスロに到着した日にオスロ中央駅にあるオスロビジターセンターで購入しておきました。

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 ではここからオスロパスを利用した観光のスタート!になるのですが、長くなってきたので次回の記事で続きを書こうと思います。それでは!

 次回の記事はこちらです。