行くぜ日本!〜日本全国たびプラン〜

このブログでは47都道府県を旅行することを目指す私が、実際に行った旅行プランを紹介します。宿は安宿、ときどき旅館。食事は程々に外食。同じスタイルの方の旅行プランを立てる際の参考になれば嬉しいです。

ベルゲンの味覚・風景を堪能!~2019年夏北欧の旅その10〜

 この記事は2019年夏の北欧旅行記になっています。旅の概要やこのシリーズの初め関する記事はその1の記事からお読みください。

 前回の記事はこちら。

○はじめに

 しばらく期間が空いてしまいました。緊急事態宣言も開けたことですし、少し遠出をしていました。その出来事についても後々ブログで紹介できたらなと思っています。

 月日はかなり経ってしまいましたが、まだ北欧旅行は4日目の午後。自分が旅行に行っているような感覚で読んでもらえると嬉しいです。

○本日のタイムテーブル

・ホテルで朝ご飯

・観光案内所でベルゲンカード(Bergen Card)購入

・港近くのフィッシュマーケット(Fish market)

世界遺産ブリッゲン(Bryggen)を観光

ローセンクランツの塔ホーコン王の館

漁業博物館(Norway Fisheries Museum)へ  ←ここから!

フロイエン山(Floibanen)

 

 今回の記事では、漁業博物館へ行くところから始めます。その後お昼ごはんを食べ、夕方には絶景のフロイエン山へと向かいます。

○漁業博物館(Norway Fisheries Museum)

 時間は14時頃ブリッゲン周辺を観光し終え、お昼ごはんも食べたいところだけどまだお腹が空かない。「どうしようかな」ということで観光できる場所を探します。ベルゲンカードを使って無料で入れるところはないかなと思いながらガイドブックを見ていたら見つけたのが漁業博物館(Norway Fisheries Museum)です。

 歩いて20分程で行けるということなので、早速向かいます。14:30頃到着しました。

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 海に面した漁業博物館には、18世紀に使われた木造の倉庫が複数残されています。その倉庫を巡りながら、ベルゲンの漁業の歴史について知ることができます。

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 この倉庫に何を保管していたかというと、ここまでベルゲンの歴史について理解されている方ならピンと来ると思います。そう、タラやニシンです。これらの魚を保管する場所として倉庫は活用されていました。実際に入ってみると、魚介類の香りがしました。

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 先程の写真は生の魚でしたが、この写真では干しダラが保管されてますね。かなりの量があったようです。

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 日本に向けて出荷されているサーモンの話も展示されていました。

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 この博物館は子供向けのゲームもたくさんあります。体験を通して漁業について知れるようです。結構な種類のゲームがあるので、子供も楽しめそうな感じです。私も遊んでみました。

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「Selfish」というものです。魚たちに自分の顔が写ります。わざわざ学びもなにもないものを選んでしましました・・・(笑)この「Selfish」はゲームコーナーで楽しめるのですが、なんと撮った写真は入口近くのおみやげコーナーにあるテレビ画面にも映し出されてしまいます。気をつけてくださいね!笑

 約1時間見学しました。全体的に子供向けの博物館という印象ですが、英語が拙い私にとってはちょうどよく楽しめるところでした。また訪れたいなと思います。

○本場のノルウェーサーモンを楽しもう

 時間は15:30。そろそろお昼ごはんを食べようと思います。バスに乗ってフィッシャーズマーケットまで戻ります。Skyssのバスもベルゲンカードを持っていると無料で乗れます。

 15:45頃到着しました。お昼ごはんは場内の市場で買うことにします。場外の市場の様子は前回の記事を御覧ください。

 せっかくノルウェーの港町に来ているのだから生のサーモンが食べたい!ということで購入したのがこちらです。

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 花の形にきれいに盛り付けてくれています。エビが入ったサンドウィッチも買いました。せっかくなので港を眺めながら食べようということで、そうなってくるとお酒が必要です!ノルウェーはお酒の販売がかなり管理されているで、これまで思うようには飲めていませんでした(過去記事参照)。昼間であれば購入することはできるので、近くのスーパーでビールを買って準備OK!港を眺めながら美味しい海鮮とお酒を楽しみました。

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○絶景!フロイエン山からの景色 

 時間は17時。ゆったり遅めのお昼ごはんを楽しんだ後に、フロイエン山へ向かいます。フロイエン山へはケーブルカーに乗って向かいます。ベルゲンカードを持っていると半額で利用できます(往復260NOK → 130NOK)。乗り場はブリッゲンのすぐ近くにあります。

 早速改札口を通って乗り場で待ちます。たくさんの人がいました。

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 どんどん山を登っていくのですが、反対側の景色を見ると、海がとてもきれいに見えます。頂上からの景色をフライングして楽しめます。

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 ケーブルカーで登り終え、外に出るとすぐベルゲンの町を一望できる所に出ます。ちょっと登っただけなのに、もう景色がガラッと変わります。絶景です。私の人生の中でベスト3に入る景色でした。座れる場所もあるので、いつまでも見ていられそうです。

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 30分ほどフロイエン山からの景色を楽しんだ後、更に山を登れる道を見つけたので登っていきます。登ると言っても整備された坂道を進んでいくだけです。すると湖がありました。

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 ここに住んでいるのかな?家もありました。

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 時間は18時過ぎ。ケーブルカーで下山します。こちらが乗り場です。

○真夏のクリスマス!

 一通り今日の観光が終わったので、お土産屋さんに行くことにします。ブリッゲンにたくさんお土産屋さんがあったのですが、クリスマスショップがあるということでそこへ行きました。「Julehuset」というお店です。

 ノルウェーといえばサンタクロースですよね。8月だったのですが、クリスマスショップというだけあって、かわいいクリスマスグッズがたくさん売られていました。サンタクロースコーナーもありました。

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 なんとトロールコーナーも!やはりお土産に人気があるんですね。なんとなく入りにくい・・・。

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 ウィンドウショッピングを楽しみ、時間は19:30頃になりました。夜ご飯を買ってホテルに戻ろうと思います。調達先は昨日と同じMENYです。

 

 絶対に買いたいのは生のサーモンとお酒です。しかしお酒は平日だと20時までしか買うことはできません。ということで焦りながら美味しそうなものを探します。結局購入したのがこちらです。(すみません、写真が横向きになっています)

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 食べたかった生サーモンについてはお寿司とブロックを購入しました。「SUSHI」と大きく書かれていますね。5貫で45NOK(約600円)。1貫120円です。ブロックの方には「SASHIMI GRADE QUALITY」と書かれています。「生で食べられますよ」ということだと思います。MENYのオンラインショップで調べてみると82NOK(約1100円)ですね。グラム500円くらい。日本で食べるよりは高いですが、ノルウェーで食べる上では結構安いと思います。味はとても良かったです

  左上にあるのがムサカというギリシャ料理だそうです。ラザニアのようなものでした。右端にあるのは塩味のピーナッツ(PEANØTTER)です。Eldoradoというメーカーが作っています。275gで16NOK(約210円)です。おつまみにと思って買ったのですが、結構塩味が効いていたので一度にたくさんは食べられませんでした。おつまみには最高です。

 エビのパッケージのものはエビのマヨネーズ和えです。200gで22NOK(約280円)でした。オスロでも食べましたが美味しかったです。生ハムは15NOK(約200円)くらいでした。

 そしてお酒はこちら。ハンザ(Hansa)という名前のビールです。値段は500mlで33NOK(約430円)なので、300mlのこちらは300円くらいだったのかな?すみません。覚えていません。味はフロムで飲んだエーグル・ブリッゲリパブ(Aeigir BryggeriPub)のビールに比べてクセのない飲みやすい味でした。

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 こちらは明日の朝に飲もうと思って買ったものです。このメーカーの飲み物が結構売られていたので、ノルウェーで人気なのかな?と思い購入しました。カフェオレかと思ったら、チョコレート味の牛乳でした。美味しかったです!
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 夜ご飯を食べながらテレビもつけてみました。日本でも旅先でよくテレビを見るのですが、ご当地番組やご当地CMなどがあって面白いですよね。

 明日の天気はどうかなと思って天気予報を見ました。明日は曇りのようです。

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 美味しい夜ご飯を楽しみ、次の日に備えてこの日は寝ました。ベルゲンは小さい町で、観光場所もそれぞれが近くにあるのでとても観光がしやすかったです。1日分のベルゲンカードを購入して観光をするという今回のパターンはとても良かったなと思います。

 また、町並みや港町ならではの景色から感じるベルゲンの雰囲気がとても良かったです。旅の計画としては「フィヨルドツアーのゴールだから宿泊しよう」くらいの感覚でしたが、とても充実した時間を過ごせる町でした。もう何泊かしてゆっくりしたい!今度また来よう!そう思いました。

 これで今回の記事を終わります。次回は北欧旅行5日目。新しい旅先スウェーデンストックホルムに行きます!ここまでお読みいただきありがとうございました。