行くぜ日本!〜日本全国たびプラン〜

このブログでは47都道府県を旅行することを目指す私が、実際に行った旅行プランを紹介します。宿は安宿、ときどき旅館。食事は程々に外食。同じスタイルの方の旅行プランを立てる際の参考になれば嬉しいです。

ストックホルムでトタバタ観光〜2019夏北欧旅その14〜

 この記事は2019年夏の北欧旅行記になっています。旅の概要やこのシリーズの初め関する記事はその1の記事からお読みください。

 前回の記事はこちら。

○はじめに

 前回の記事からだいぶ時間が空いてしまいました。今回の記事でストックホルムとお別れになります。朝から市庁舎を見学し、その後王宮での衛兵交代式を見ました。ストックホルムを満喫できています。滞在できるのも後数時間です。あと数時間だけ観光した後にストックホルムを後にし、ヘルシンキへ向かいます

 ということで、ストックホルム滞在記の最終回です。最後までお楽しみください!

○タイムテーブル

 ・ストックホルム市庁舎

 ・市庁舎タワーから街を一望

 ・王宮て衛兵交代式を見学

 ・王宮内を見学      ←ここから本記事

 ・

 前回の記事で、宮殿での衛兵交代式までをまとめましたので、今回はその続き、王宮を見学するところから始めます。この日の最後には、「リアライン」というヘルシンキ行きの船にも乗ります。

○ゴージャスな王宮内へ

 時間は13時を過ぎました。衛兵交代式を見学し終えたので、次は王宮内へ行きます。王宮に入るには料金がかかります。2019年当時は160SEK(約2000円)でした。またチケットを買うと王宮内だけでなく、同じ敷地内にある礼拝堂や博物館にも入場することができます

 チケットは当日売り場で購入しましたが、地球の歩き方では前日までに予約しておくことをおすすめしていました。私は運良くチケット購入の際に混雑はしていませんでしたが、時間によっては混雑するそうです。無駄な時間を奪われないよう、王宮を見学することが事前に決まっている場合は予約しておいた方がいいと思います。

 では早速王宮内へ入っていきます。残念ながらこのとき全く写真をとっていなかったので、グーグルマップに掲載されている写真を見ながら楽しんでください、すみません・・・。

 とにかくとてもゴージャスです!壁も床もシャンデリアも、とにかく豪華です。まさに宮殿です。以前フランスのヴェルサイユ宮殿に行ったことがあるのですが、そこと雰囲気が似ているな~と感じました。

 唯一撮っていた写真がこちら。カール11世ギャラリーと呼ばれている部屋です。

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 約200名のお客さんが入れるそうで、主にバンケットルームとして使用されているそうです。ノーベル賞受賞者の栄誉晩餐会など、様々な晩餐会がこの場所で行われるそうです。左下の写真がその様子ですね。

 この部屋、実はヴェルサイユ宮殿の「鏡の間」を模しているそうです。どおりで似た雰囲気を感じたわけですね。

 王宮内には王族の居室が約600室あるそうです。そのうち見学できるのは2階、3階のみです。しかし、それだけで十分です。十分に王宮の雰囲気を感じることができました。

○迷いに迷った王家武儀博物館(Livrustkammaren)

 実は王宮周辺を見学しているときは、次の目的地ヘルシンキに移動するまでの結構ギリギリの時間帯でした。なので焦りながら見学をしたのであまり記憶にありません(笑)写真が少ないのもそのせいだと思います。

 また、礼拝堂や博物館の入り口が王宮への入り口とも違っていたんですよね。なので、残り時間が少ない中、「入り口はどこだどこだ!」と焦りながら探していたのでなかなか見つからず・・・。完全に時間配分を間違えてしまいました。

 14時頃、焦りながらも王家武儀博物館に着きました。入り口がこんなところです。

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 まさかこれが入り口だなんて思わないじゃないですか!2回ほど通り過ぎてしまいましたよ!慌てて見学し始めます。

 王家武儀博物館(Livrustkammaren)には、軍馬の剥製や騎士の服、馬車などが展示されています。17世紀のグスタフ王2世に関するものが多いようです。入場は無料です。王宮のチケットがなくても無料です。(公式ホームページはこちら

 この騎士や騎馬の装飾なんて、ゲーム好きの心をくすぐりますよね~。

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 通路はこんな雰囲気です。石造りになっていて、歩くだけでワクワクしてきます。

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 しかし実際は焦っていてそんなにゆっくりできていません(笑)歩きながら、通り過ぎながら一瞬楽しみ、これは!というときにだけ立ち止まるというなんとももったいない楽しみ方をしていました。

 こちらは馬車です。漫画やゲームの世界にある物というイメージでしたから、こんなものが実在していたんだとびっくりしました。

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 展示されている物も興味深い物ばかりなんですが、見せ方が素敵なんですよね。どの博物館も。日本の博物館の展示の仕方に慣れている分、新鮮に感じただけかもしれませんが。

 そんなこんなで見学時間は約10分(笑)短すぎる滞在時間でしたが、その10分間を楽しみました。

○急げ!憧れのクルーズへ!

 ドタバタの観光でストックホルム観光は終了です。今からは次の国フィンランドに向かうために、ヴァータハムネン港(Vartahamnen)へ移動します。

 ヴァータハムネン港からは、ストックホルムヘルシンキを結ぶクルーズ船シリヤライン(SILJA LINE)」が出ています。クルーズ船に乗って旅をするのに憧れていたんですよね~。そしたら今回の旅工房さんのパッケージに丁度このシリヤラインでヘルシンキに行く行程が含まれていたのでもうこれしかない!となったわけです。とても楽しみにしてました。

 そんなシリヤラインが出発するのが16:45今から約2時間30分後です。ホテルに荷物を取りに行ったり、夜ご飯を調達したりしないといけませんからそんなに時間に余裕はありません。初めての北欧で、しかも船に乗るわけです。手続きなども初めてやるので、うまくいくかドキドキしていました。

 というわけでホテルで荷物を受け取り、移動します。移動のルートは地球の歩き方にも書いてありましたが、港の最寄り駅「イェーデット(Gardet)駅」まで地下鉄に乗り、そこからは歩いて港へ行くようです。

 急いでいたので移動中の写真はありません。無事イェーデット(Gardet)駅まで着き、近くのスーパーで夜ご飯を調達し、港まで着けました。唯一あったのがこの写真です。

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 15:50にとった写真のようです。イェーデット駅を出ると、この写真のように港までの看板があります。これを頼りに港の方へと向かいました。時間に目処が立ってきたので安心して写真を撮ったんだと思います。

 ちなみに夜ご飯は、駅の近くのスーパー「Hemkop Gardet」というお店で買いました。どうやら今は改装されたきれいなお店になっているようですね。私が訪れたときには少し入るのを躊躇するような少し暗い地元のスーパーという感じでした。

○いざ、船の中へ

 ヴァータハムネン港に到着しました。受付や乗り場は建物の中にあり、そこまで高架になっている通路を通って行きます。通路から見えたクルーズ船たちです。こんな感じで既に停泊していました。手前にあるのがタリンク(TALLINK)ストックホルムエストニアの首都タリンを結ぶクルーズ船です。今回私が乗るシリヤラインは奥にありますね。どちらも大きな船です。

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 乗り場まで到着しました。かなりの人の数です。大きな船だけあって、乗客のたくさんいるんですね。

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 16:45出発だったのですが、その30分前までにチェックインカウンターでチェックインをする必要がありました。しっかり30分前には到着していたのですが、窓口に行くとびっくり!もう窓口が閉まっていました・・・。頭は真っ白です。

 しかしどうやらそこはチケット売り場だったようで、チェックインカウンターは別の窓口でした。別の窓口に行くと、ちゃんと開いていたのでチェックインを無事に済ませることができました。ストックホルム市街からのドタバタの移動でしたが、無事乗ることができました。

 16:20頃、乗船します。手荷物検査をすませ、船の中へと進みます。間近で見るとやっぱり大きいですね。

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 船内に入りました。まるでデパートのような雰囲気です。船の中とは思えません。

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                             (公式サイトより)

 部屋に向かいます。今回泊まったのはAクラスの客室でした。Aクラスと言っても、5段階中の下から3番目程の部屋です。公式サイトを見ると、料金は1人195ユーロ(約25,000円)です。朝食バイキングは13ユーロ(約1,700円)夕食のバイキングは39ユーロ(約5,000円)です。今回のプランでは朝食バイキング付きでした。

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                              (公式サイトより)

 海が見える窓がついており、また、ベッドは倒して使うタイプでした。机もありました。するとびっくり。なんとワインとチョコレートが置かれていました。メッセージも書かれており、どうやら結婚祝いとのこと。

 旅工房さんに新婚旅行で行くということをさらっと伝えていたので、担当の方が用意してくださったのだと思います。ありがとうございます!

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 16:45になりました。出航の時間です。みるみるうちに、ストックホルムの街が遠のいてしまいます。約24時間の滞在時間でしたが、楽しめました。今度はもっとゆっくりと観光したいと思います。ありがとう!ストックホルム

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○ゆったり時間を楽しむ

 出航した後は、船内を色々と見学しました。ショッピングも充実しており、衣類やお土産などたくさんありました

 外の景色を楽しむために、船外へ行きましたが、ベンチはすべて埋まっていました。皆さんお酒などを飲みながら楽しそうでした。

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 ということで船内の座れるところを見つけ、しばらく外の景色を眺めていました。

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 船旅を満喫しています。気がつくともう20時になっていました。部屋に戻って夜ご飯を食べます。20時ですがまだまだ外は明るいです。

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 スーパーで買ったもの達と、頂いたワインや、船内で買ったお酒をいただきます。スーパーで買ったもの達ははずれでした(笑)なので写真も何もありません。しかし、ワインは美味しいです。

 21時頃、外も暗くなったので、ワインを片手に船外へ向かい、夜の海に囲まれながらワインを楽しみました。船内でいろいろな夜のプログラムがあったのですが、そんなものに参加する勇気はなかったので、おとなしく部屋に戻って寝ることにしました。どんな物があるのかは公式サイトのこちらを御覧ください。

○終わりに

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 というわけで、3回にわたってお届けしたストックホルム滞在記はこれにておしまいになります。今回は前日の午後から観光を始め、次の日の午後には移動するという短い滞在だったので、とてもカツカツの観光になってしまいました。

 ストックホルムはとても大きな街なので、最低でも2泊は必要だと感じました。ゆったり回るならそれ以上必要だと思います。

 次回はリアラインで迎える朝から始まり、いよいよ今回の最後の国フィンランドになります。ここまでお読みいただきありがとうございました!