行くぜ日本!〜日本全国たびプラン〜

このブログでは47都道府県を旅行することを目指す私が、実際に行った旅行プランを紹介します。宿は安宿、ときどき旅館。食事は程々に外食。同じスタイルの方の旅行プランを立てる際の参考になれば嬉しいです。

夜ご飯を探せ!馬刺し探しの旅~2022年春の九州一周ドライブ旅行2日目後半~

◯はじめに

 前回の記事では、2日目・熊本県人吉市での様子の前半をお届けしました。

 今回は後半の様子をお届けします。馬刺し探しのスーパーめぐりや、その後の球磨焼酎の試飲など、まだまだ楽しいことづくしです。引き続きお楽しみください。

 なお、旅の概要については下の記事を御覧ください。 それでは2日目の後半をどうぞ!

◯タイムテーブル

◯14:15 イスミ本店

 釜田醸造から少し行ったところにイスミ本店というスーパーがありました。

kyusyu2,hitoyoshi10(公式HPより)

 外観も内装もとても綺麗でした。どうやらこのお店も水害の被害にあったようで、最近リニューアルオープンをしたばかりのようです。

 めあてのバナナは発見。馬刺しはカットされていない、大きなものはありました。一旦保留ということにします。美味しそうなパン屋さんが入っていたので、明日の朝食用にパンをいくつか買いました。

 ということでイスミ本店を出て、これからは夜ご飯の食材を調達しに行くことにします。本日のメインはもちろん馬刺しです!熊本といえば馬刺し!これははずせません。次なるお店はゆめマート人吉店です。ゆめタウン系列なら色々あるだろうということで向かってみます。

◯14:40頃 ゆめマート人吉店

 車でゆめマート人吉店までやってきました。さっそく馬刺しを探して食品売り場に行ってみます。が・・・なんと馬刺しがありません!ゆめマートならあると思ったのに・・・。そんなことがあるのか・・・。ショックを受けましたがまだ諦めません地元のお肉屋さんならあるのではないかと思いグーグルマップで調べてみると、「肉のみやた」というお肉屋さんを見つけました。

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 看板に「馬刺し」の文字があります!これは絶対に売られています!ということで馬刺し以外の食品はゆめマートで購入した後、馬刺しを求めて「肉のみやた」に行くことにします。

◯15:30頃 肉のみやた

 到着しました、肉のみやた。ワクワクする気持ちを抑えながらお店に入ります。ショーケースにたくさんのお肉が並べられています。順番に目で追いながら馬刺しを探します。・・・ありません。

 え????そんなことってあるの・・・?と戸惑っていると、店員さんが「なにかお探しですか?」と声をかけてくださいました。なので「馬刺しを購入したいんですけど・・・」と返事をすると、「ありますよ、持ってきますね!」と言ってくださいました。

 やった~!とうとう馬刺しに巡り会えました。店員さんが奥から冷凍されている馬刺しがたくさん入ったケースを持ってきてくださいました。

 しかしよく見ると全てブロック状態です。

kyusyu2,hitoyoshi13楽天市場より)

 ホテルで食べる予定なので切られていないと困ります。そこでお店で切ってもらえるか聞いてみました。するとOKとのこともう最高です。「肉のみやた」さんありがとうございます。

 わくわくしながら馬刺しを選ぶことにします。馬刺しは「赤身」「上赤身」「霜降」の3種類がありました。どれにしようか迷いましたが、今回は一番安価だった赤身」を購入することにしました。

 無事カットもしてもらい、今日のメインである馬刺し(1,732円)を手に入れることができました!それでは一旦購入したものたちを冷蔵庫で保管するために今日のホテルに行こうと思います。

◯16:00 セントラルホテルに到着

 馬刺しを買えたので気分は上がりっぱなしです。ルンルン気分でホテルに到着です。今日の宿はセントラルホテルです。川沿いにある古めの外観をしたホテルです(楽天のページ)。

・どんなところ?

 セントラルホテル人吉駅から徒歩約10分のところにあります。球磨川沿いにあるホテルで、外観は結構古いです。

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 人吉で他に手頃な価格で宿泊できるところが見つからなかったので、ここに泊まることにしました。

 口コミを見てみると「清掃があんまり」というコメントが多数あったので心配でしたが、宿泊した部屋はけっこう綺麗に見えましたが・・・翌日の朝起きると鼻水がズルズル(笑)私はアレルギー体質なので、目には見えないホコリなどにやられてしまったのかもしれません。結局次の日の昼過ぎまでずっと鼻水がズルズルでした。

 妻はなんともなかったようなので、アレルギー体質でない方なら気にならないホテルなのかもしれません。私はもう泊まれないです・・・(笑)

 駐車場は広く25台停められます。嬉しいことに無料です。

 洗濯機と乾燥機も設置されており、洗濯機は1回200円乾燥機は30分で100円です。60分(200円分)乾燥をかけたのですが、他のホテルと比べて乾きがあまり良くありませんでした。それをわかってなのか、洗濯物を干すためのラックやハンガーは無料で借りることができます。嬉しいのか悲しいのか・・・。

 とても良かった点として、製氷機の氷が大きかったことと大きめのプラスチックカップがあったことです。どちらもお酒を飲むときに重宝しました。

・移動ルート

 「肉のみやた」からセントラルホテルまでは、球磨川を渡ったすぐの距離です。車で約3分でした。

・いざ、チェックイン

 ホテルの外観を見る限り、どんな内装なのか・・・と不安がありましたが、フロントに入るとノスタルジックな雰囲気で結構良かったです。フロントの方も優しい雰囲気の方で、女性用にとフルーツの缶詰をくれました。

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 早速部屋に向かいます。

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 ツインタイプの部屋に泊まりましたが、結構広かったです。お風呂やトイレのあるスペースは結構狭かったですが、使えれば何でもいいです。

 調達した食べ物達を冷蔵庫に入れ、歩いて次の観光に向かうことにします。

◯16:20 繊月酒造へ

 歩いて向かったのは球磨焼酎を作っている「繊月酒造」焼酎を試飲できるそうなので、徒歩で向かいました。飲む気満々です

・どんなところ

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 「繊月酒造」は、初代・堤治助明治36年1903年)に創業した100年以上の歴史がある醸造です。もともと醤油屋だった本家から分家をし、「堤治助商店」という名前で同じ醸造業である焼酎づくりを始めたそうです。

 その後二代目の時代には「峰の露酒造」と名前を変え、創業100周年を迎えた2003年に今の「繊月酒造に改名して今日に至るそうです。「繊月」という名前は、蔵の近くにあった人吉城が「繊月城」と呼ばれていたことに由来するのだと思います。

 この繊月酒造では蔵を見学することができます。普段なら約15分のガイド付きで見学ができるそうですが、コロナ禍の今は自分で見学するのみのようです。

 そして見学が終わると、様々な種類の焼酎を試飲することができます。これが楽しみでやってきました。試飲はなんと無料です。

 見学ができるのは9:00~17:00(最終受付は16:30)で、無料です。少人数であれば事前の予約は必要ありません。駐車場も10台ほど停めるスペースが有るようです。

・移動ルート

 セントラルホテルから徒歩で向かいました。球磨川を渡って9分です。

・いざ、見学&試飲!

 繊月酒造に到着したので、早速受付に行きます。パンフレットをもらい見学スタートです。

 まずは受付の向かいにある蔵のエレベーターに乗って2階へ向かいます。エレベーターに乗ったときからすでに焼酎の良い香りがしました。

 2階に上がったら、上から見下ろす形で蔵の中を見学します。が、もう時間が遅かったので何の作業もされていませんでした。気を取り直して、次は同じ階にある試飲会場に向かいます。

 試飲会場は売店とセットになっていました。

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 売店の後ろの方にいくつもテーブルがあり、各テーブルに何種類もの試飲用の焼酎が置かれていました。さっそく試飲をして飲み比べを楽しみます

 どれも美味しいです!大学生を卒業して以来、焼酎は口に合わないと思って一度も飲んできませんでしたが、今回はかなり美味しく感じられました。また米焼酎ということもあり、どこか日本酒に近い味にも感じられました。米の甘みですかね。

 試飲を楽しんだところで、ホテルに帰って飲むための焼酎を探そうと思い売店ゾーンに向かいました。するとびっくり。ここにも試飲用の焼酎があるではありませんか!ふとっぱらですね。ということで試飲の延長戦を楽しみ、結局酒造の名前が入った「繊月」と樽で貯蔵された「たる繊月」のセット(1,280円)を購入しました。

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 ほろ酔い気分で蔵を出ると、すぐそこに足湯があるのを発見。

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 水害の際にはこの足湯のあたりが沈むほど水位は増していたそうです。それが今ではこんなにきれいに復興しています。少し足湯につかってまったりした後に、ホテルまで歩いて戻りました。

◯19:20 夜ご飯&晩酌

 繊月酒造からの帰り道はふらふらと川沿いを散歩しました。

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 そしてホテルに戻って夜ご飯より先にお風呂に入ったり、洗濯をしたりしました。

 時間は19:20。待ちに待った夜ご飯タイムです。購入した食品はこちら。

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 あじのお寿司(538円)ハマチのお刺身(430円)。見切れていますが、筑前煮(398円)鶏の唐揚げ(358円)も買いました。長崎県産のアジって普段スーパーでよく見るんですよね。あまり買うことはないのですが、九州にいることを実感し、嬉しくて買っちゃいました。はまちも天然の天草産と書いてあったので、迷わず購入しました。九州を感じられます!

 そしてそして本日のメインの馬刺しも忘れてはいけません。

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 結構たくさんあるように見えたのですが、美味しくてあっという間に食べてしまいました。臭みは全くありません。旨味ばかりです!お酒も進みました。

 お酒繊月酒造で買ってあった「繊月」と「たる繊月」を楽しみました。

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 米の甘みを感じられる焼酎でとても美味しかったです。「たる繊月」の方は樽で熟成されている分、ウイスキーに近い味がしました。蒸留酒を樽で熟成しているところは同じですもんね。食べ物もお酒もおいしくて、大満喫の夜ご飯でした。

 夜ご飯も食べ、晩酌も楽しみ、2日目も終了です。

◯2日目にかかった費用

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◯終わりに

 ここまでお読みいただきありがとうございました。球磨川の川下り以外で何か観光できるところはあるのかな~と少し不安に思っていたのですが、かなり楽しむことができました。むしろ時間がある分、ゆったり街の雰囲気を感じながら過ごすことができたのでとても良かったです。

 夜ご飯の調達に結構時間を使いましたが、もしその時間を観光に当てるなら、球磨焼酎に関する「白岳伝承蔵」というところがあるので、そこに行っていたと思います。また、ちょっと距離がありますが人吉駅から車で25分程行ったところに球泉洞という鍾乳洞もあるので、そこもおすすめです(数年前に行ったことがあったので今回は行きませんでした。)

 次回は3日目の様子についてお届けします。3日目は鹿児島県にいきます!ここまでお読みいただきありがとうございました。