行くぜ日本!〜日本全国たびプラン〜

このブログでは47都道府県を旅行することを目指す私が、実際に行った旅行プランを紹介します。宿は安宿、ときどき旅館。食事は程々に外食。同じスタイルの方の旅行プランを立てる際の参考になれば嬉しいです。

育休を伝えたときに先生方の反応

この記事は前回の続きになります。そちらをお読みなってから本記事をお読みください。

○はじめに

 校長との面談を終え,1年間の育休が決まりました。決まったのはいいけど,次に困ったのが、周りの先生方にどうやって伝えよう・・・と言うことです。  年末にいきなり育休のことを考え出したことと,男性の育休と言うこともあって,周りの先生方には全く相談をしていませんでした

 しかし,後数ヶ月で休みに入ることになりました。校務分掌や自分の学級の子供のことなど,引き継ぎをやっていかないといけません。 自分がいないと迷惑がかかると言うのは思い上がりなのかもしれない。でもやっぱり「4月から育休を1年間取ります」と言うのは申し訳ないし,言いにくいなあ。と思っていました。

○先生方に伝えよう!

  まず,思い上がっていただけかも!?と思わせてくれた,同学年の女性のA先生に伝えました。(そのときのエピソードはこちら

僕「あの,○○先生。僕,結局育休を取らせてもらうことにしました。」

A「おお、絶対その方がいいよ〜!奥さんも嬉しいと思うよ!ゆっくり過ごしてね〜。」

  とても好意的に受け止めてくれた様子でした。子育ての大変さを知っているからこそ,そう言ってくださったのかもしれません。以前,「産休中が一番幸せだったな」と冗談混じりに話してくださいました。理解のある方でよかったです。

○次は部長へ

  次に,自分の校務分掌の部長Bさんに伝えました。分掌を沢山抱え,バリバリ仕事をされている男性の先生で,この方にもお子さんがいます。どんな反応をされるかとてもドキドキしていました。

僕「あの,すごく言いにくいんですけど,僕,4月から育休をいただくことにしました。なので,残りの数ヶ月で色々引き継ぎをやっていこうと思います。」

B「絶対その方がいいよ〜!僕らの仕事なんて,誰でもできるしね。代わりなんていくらでもいるんだから。僕も今子供ができてたら育休取るよ!今からでも取りたいな〜。」

 思っていた反応とは真逆。むしろとても良い反応をしていただけました。そして「僕らの仕事なんて,誰でもできる」と言う言葉。B先生には育休を取るかどうかの相談なんて一度もしたことがなく,僕が育休を取ろうとしていることは全く知らなかったはずです。この時に始めて聞いて,出てきた言葉だったので,本当に思っていることなんだと思います。

 この言葉を沢山の分掌を抱えているB先生に言ってもらったおかげで,迷惑をかけてしまうモヤモヤがかなりスーっと消えていきました。

○今度は部のメンバーへ

 次は校務分掌で自分が所属する部の先生方に伝えました。話し合うべき内容が終わった後,会議の最後に伝えました。

僕「あの,僕,4月から1年育休をいただくことしました。  引き継ぎとか忙しくなるので,申し訳ないのですが,お知りおきください。」

皆「え〜〜〜〜〜〜!? 育休取れるの!?!?と言うことは奥さんが働くの?」

僕「いえ,パパママ育休プラスというのがあって,これを使うと2人で育休が取れるんです。」

皆「そうなんだ。いいね〜。しっかり子育てがんばってね!

 これまた好意的な反応をしてくださいました。

 これで絶対に伝えておくべき方々には伝えたと思ったので,他の先生方には何かの用で話をしていた時についでに伝えるという形を取りました。まあ,部のメンバーに伝えれば,そこから口伝えで広がると思っていました。

○どの先生も好意的に返してくださいました。

 どの先生に伝えても,皆さん驚きと好意的な反応をしてくださったので,かなり申し訳なさは減りました。男性が育休を取ることをよく思っていない方々もいると聞く中で,自分はとても恵まれた環境にいるんだなぁと実感し,育休を取ることにとても前向きになることができました。

「新しい時代の流れを感じたよ。とてもいいと思う。」

「誰もやってないことなのに,そうやって動けるのってすごいと思う。」

など、B先生以外の子育て中の男性の先生方も言ってくださっていました

 まあ,育休を取ることを批判したらなんちゃらハラスメントになるかもしれないと思って気を遣ってくださっている面も絶対にあります

○ちなみに・・・

 ちなみに育休が決まってからの残りの数ヶ月過ごす中,教頭だけは,あまりよく思ってなさそうな雰囲気を出していました。でもまあ,そう言う人の方が本当なら多いんだろうなと思ったので,特に気にせず過ごすことができました。

 

○終わりに

 これまでの記事を通して,僕がパパママ育休プラスの制度を知ってから実際に育休を取得するまでの出来事を書きました。読んでいただければわかると思いますが,全くと言っていいほど計画性がありませんでした。管理職からすると,かなり迷惑だった思います。それでも理解ある校長のおかげで育休申請を行うことができました。先生方も暖かく送り出してくださいました。

 ですから,今,育休を取得しようかどうか迷われている方がいらっしゃるのであれば,事前に管理職に伝え,計画的に申請をすればうまくいくと思います。自分のパターンでもなんとかなったわけですから。

 今育休が始まって3ヶ月が経ちそうですが,子供と一緒に過ごす時間というのはとても充実しています。また,夫婦で子育てをできているので,お互いに心の余裕をもちながら過ごすこともできています。

 先日,国がパパ休暇をアップグレードさせた「男性版の産休」の法律を制定すると言う話もありました。これから男性の産休・育休がどんどん推進されていくんだと思います。(育休取得までの流れは置いておいて,)自分の育休経験もまた,その良いモデルケースになれればいいな,なんて思っています。

 ここまでお読みいただきありがとうございました。